文系だけどIT企業に内定もらったよ、っていう就活生のみなさん。文系だけどプログラマーという職業が気になる…!という高校生・大学生のみなさん。
記事のタイトルに惹かれてきてくださった方、多いと思います。こんにちは!逆さまレタスです。今日は、文系からプログラマーになった私が、プログラマーになってよかったこと、つらかったこと、勉強したことなど、体験談をお話します。
研修はあるって聞いてるけど、ついていけるかな・・・?数学苦手だけど、大丈夫かしら!?そんな不安や疑問を少しでも解消できればと思うので、ぜひ記事を読んでいってくださいね。
結論。文系でもプログラマーになれます!!
文系でも、プログラミングをお仕事にすることはできます。実際、私は数学も平均点以下の根っからの文系ですが、プログラマー5年目になろうとしています。
では、文系からプログラマーになるにはどうすればいいのでしょう。この記事では、私がプログラマーとして仕事をするためにこんなことをやったよ、というのをお話します。
まずはプログラムを書いてみよう!
プログラムのことを何も知らないまま、プログラマーになりたいと思っていませんか?これからの仕事にするのです。まずは簡単なものでいいので、プログラムを書いてみましょう!
社長との対決
「プログラミングを仕事にしたいのに、プログラムを書いたことないの?」
これは、私が新卒で入った会社の最終面接で、社長に言われた言葉です。
ぐうの音も出ませんでした。確かにその通りだと思いました。
その時に内定は出ませんでしたが、人事の方がかけ合ってくれて、もう一度チャンスをもらえることになりました。
与えられた課題
簡単なものでいいので何かプログラムを作り、その過程をレポートにすること。それが私に与えられた課題でした。
それからは試行錯誤。まずはどんなプログラミング言語があるかを調べて、どうしたら開発する環境が整えられるのかを探りました。
Hello,world!を表示するのでさえ一苦労。説明通りに書いても動きません。
記号一文字違っているだけで動かなくなるくらい、コンピュータは繊細なのです。このことは、実際にプログラムを書かなければ知ることができませんでした。想定どおりの動きをしてくれた時の喜びも然り。
プログラミングのことを何にも知らないで仕事にしたいと言っていたのです、私は。なんて恐ろしい。
課題を通して見えたもの
結局作ったのは、本当に簡単なもの。プルダウンから月を選んで表示ボタンを押すと、その月にある祝日が表示されるというものでした。
プログラムの内容というよりはレポートが評価され、無事に内定を頂くことができました。それから2年少し、その会社ではお世話になりました。
あの時、社長のあの一言があったからこそ、私はプログラマーになることができました。理想と現実が乖離することなく、2年も仕事を楽しく続けることができたのです。
わからなければ、人に聞こう!
わからないことがあれば、本当に誰かに頼ってください。これはマジで。直接聞ける人がいなければ、質問サイトとかもあるので。
聞けなかった結果、研修の3か月間、私は地獄で過ごしました。わからないことをわからないままにしておいた結果、もはや何がわからないのかわからない状態になったうえ、同期とのコミュニケーションもほとんど取れませんでした。
だからみなさんは、わからないことがあったら放置せず、素直に人を頼ってくださいね。
プログラミングの本を読もう!
とにかく、プログラミング系の本を読みました。プログラミング言語の入門や解説じゃなくて、もっと本質的なプログラムとは何か、みたいな本です。もちろん入門や解説も大切ですが、こちらはネットで調べればたくさん出てくるし、実務をこなしているうちに身に付きます。
もちろん、本を読んだところで知識はなんとなく頭に入っても、腑に落ちないことってあると思います。でも大丈夫!実際にプロジェクトにかかわり始めると、いつかわかる日がやってきます。
オブジェクト指向とかなんぞそれ?状態だった私も、実際にお仕事をしていくなかでこういうことだったのね!と理解できました。
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余裕があればコミュニティーに参加しよう
コミュニティーに参加することで、インプットもアウトプットもでき、知識の定着につながります。ウェビナーに参加するもよし、勉強会に行ってみるのもよし。ただ、生活が変化したり仕事をこなすので精一杯だったりすると思うので、こちらは本当に余裕があればやってみてくださいね。
プログラマーの実務ってどんな感じなの?きつい?
もちろん、楽しいことばかりではありません。バグ(=プログラムの不具合)が何回試しても直らなかったり、納期前は残業が増えたり。
でもそれは、文系理系関係なくつらいことですよね。文系だからこそつらかったことは、たったひとつだけ。最初にプログラミング言語に慣れるまでのわけのわからなさが、非常にきつかったです。でも、先程も述べた通り、すとんと納得できるときがやってきます。未来を信じてがんばってみてください!
プログラマーって結局どんな仕事?
IT企業にもいろいろあります。自社サービスの開発メインだったり、お客さんの案件を社内に持ち帰って開発を行う受託開発だったり、お客さん先に常駐するSESだったり。新規のプロジェクトに携わることもあれば、すでに動き始めているプロジェクトに途中参加することもあります。
プログラマーの仕事内容も多岐にわたります。例えば新規サービスの開発、もう稼働しているサービスの保守、開発したものがきちんと動くかを確認するテスト業務などなど。初心者がいきなりお客さんとの打ち合わせで要望の吸い上げや提案、設計を行うことはまずないと思います。
どんな職種・業種にも言えることだとは思いますが、初心者に最初からひとりでこれやってね、っていうことはありません。わからないことがあれば、安心して先輩や上司に質問してくださいね。
数学はほとんど使わない
4年以上プログラマーとして勤務してきましたが、数学を使ったのは1回だけです。8進数を使ったかな…?でも、これもネットで調べればすぐに出てきます。
どちらかというと英語のほうがよく使います。プログラミング言語は英語の単語が多いし、世界共通なので英語のページを見て疑問を解決することも多いです。
ひとつのプログラミング言語がわかれば、あとは簡単
初心者さんは、まずはひとつのプログラミング言語をある程度まで勉強してみるのがおすすめです。
プログラミング言語って数えきれないほどあります。でも、なにかひとつを習得してしまえば、ほかの言語もなんとなーくわかります。やってることは結局一緒なんです。もし~ならこの処理をする、この処理をn回繰り返す、だいたいifとforを使います。
おすすめの言語はPHP、JavaScript、Pythonあたりです。JavaやC系はちょっと複雑かもしれません。
与えられた仕事を一生懸命こなそう
与えられた仕事を誠実に着実にこなしていけば、信頼されます。信頼されれば、レベルアップするためによりよい案件に参加させてもらえたり、新しい仕事を任されたりします。レベルアップは、この繰り返しです。自分で知識を身に着けるのも大事ですが、とにかく仕事を一生懸命することが大事です。
それでも不安なら、プログラミングスクールに通ってみるのも手
それでも不安!石橋をたたいて渡りたい!という方は、オンラインスクールに通ったり、通信講座を受けてみたりするのがいいかもしれません。
こちらのWEB食いオンラインスクールは、その名の通りWEBで食べていける人を育成するスクールです。低価格で技術以上の価値を提供することを理念に掲げており、実践的な内容を学ぶことができます。
実際に仕事として成果を得るために必要な能力=質の高い実績、コミュニケーション能力、仕事を獲得するための営業力などを鍛えてくれます。
実際にものを作るなかで添削もしてくれるので、自然と高クオリティなポートフォリオが作成できちゃいます!公式サイトにも受講生の方の作品が多数載っているので、ぜひチェックしてくださいね!
【厳選!】初心者におすすめのオンラインプログラミングスクール
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プログラミングに興味がある方、何から始めたらいいかわからない方、勉強を始めたけどつまづいている方、お困りのことがございましたら相談に乗ります。
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よりよいプログラマーになるために
プログラマーに必要な能力って、なんだと思いますか?実は、コードを書く力だけではないんです。
チームで業務を円滑にすすめるためのコミュニケーション能力、いろんなパターンの状況を抜けや漏れがないように考えテストを行う能力、完成したサービスをお客さんに説明するためのマニュアルをわかりやすく書く能力。
ほんとうにさまざまな力が必要です。業務を行っていく中で必然的に身につく力もあるかもしれません。でも、今のうちからいろいろな経験をして、これらの能力を培っていってください。きっと重宝されます。
それでは、残りの学生生活、精一杯エンジョイしてくださいね!ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日もゆるく楽しくいきましょう!
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